ミクロン…サブミクロンの微小世界で、
金型を企画し、設計し、製造しています。


たとえば、わずか1センチほどの厚さしかない携帯電話のなかには、1センチに満たないサイズの成形品がつまっています。その微細な成形品を作るには、1/1000mmの領域で作りだす金型が必要です。私たちの設計・製造する金型はミクロン…ときにはサブミクロン単位の精度を極めます。金型の加工プロセスでは最先端設備を駆使し、技術者一人ひとりが肉眼では見えない精度をきわめるために日々努力しています。

Section Close Up 金型設計
1/1000ミリの微小世界で金型を作りだす。その第一歩は企画・設計です。CADで起こした設計図は、以降の材料調達・機械加工・組立のプロセスの基軸になります。設計は過去の豊富なデータやノウハウの蓄積にもとづき、成形の状況を予測しながら行います。工程の起点になる仕事ゆえに創造的かつデリケートな作業が求められます。

金型設計室

射出成形CAE
 
Section Close Up 金型製造
寸法公差ミクロン単位の精度を保つ。口で言うのは簡単でも、実際の製造現場は至難を極めます。金型製造は機械まかせの作業ではありません。技術者たちは加工時の湿度や温度に気を配り、その場面ごとに知恵をしぼって金型をかたちにしていきます。技術的知識とともに、経験や創意工夫がきわめて重要になる仕事です。

研削盤

ワイヤーカット放電加工機